そもそも「だだちゃ」って何?
「だだちゃ」とは、山形県庄内地方の方言で「親父」や「お父さん」という意味があります。
昔、枝豆好きな酒井藩のお殿様が、毎日のように枝豆を持ち寄らせ、「今日はどこのだだちゃの枝豆か?」と聞いて食したことから、いつからか 「だだちゃ豆」と呼ばれるようになったと言われています。
限られた地域でしか
栽培されない
希少な枝豆
だだちゃ豆は、栽培する土地が合わないと風味が落ちてしまうため生産地が限られています。
山形県庄内地方は、昼夜の寒暖差が大きく、マメ科が好む根粒菌がふんだんに含まれた土壌であるため、だだちゃ豆の栽培に最適。さらに、近くを流れる湯尻川から立ち上がる朝靄が、だだちゃ豆を潤し、美味しさをぎゅっと閉じ込めます。
美肌を維持する効果が
あるオルニチンが
豊富に含まれる
最近の研究結果では、一般的にオルニチンを多く含むと知られているシジミよりも、だだちゃ豆の方がさらに多いとの分析結果が得られました。
オルニチンは、肌の若返り効果のある成長ホルモンの分泌を促進し、美肌を維持する効果があるといわれています。
だだちゃ豆の美味しい食べ方
① 茹ですぎない!
茹ですぎると歯応えがなくなり、香りも飛んでしまいます。
② 届いたらすぐ茹でる!
生のままだと劣化が早い作物のため、すぐに茹でることがポイントです。
③ すぐ冷ます!
素早くザルに上げ、水道水、冷水を大量に一気にかけ粗熱を素早く取ります。
- ① 洗い容器、ボウルに豆を入れ、少なめの水を入れゴシゴシ強くこすり(色を良くする)豆の毛を数回洗い流します。
- ② ザルに上げ水気を切ります。
- ③ 出来るだけ大鍋に豆の量の3-5倍の水を入れ、沸騰させ塩を少々入れます。
- ④ 沸騰した湯の中に豆を入れ、強火で一気に茹で上げます。お湯の上に浮いた豆は菜箸で湯の中に沈めます。(全体の色を良くする)サヤが少し割れ加減(煮立ってから1~2分)になったら火を止めます。
- ⑤ 素早くザルに上げ、水道水、冷水を大量に一気にかけ粗熱を素早く取ります。
- ⑥ その後も温度を下げることと水分を飛ばすためにザルを何度も振って豆を踊らせながら冷まします。(うちわや扇風機などを利用しても可)
- ⑦ 塩をふって出来上がりです。
ビールのおつまみにも最高!
だだちゃ豆に含まれるビタミンB1・ナイアシンはアルコールの分解をサポートし、メチオニン・オルニチンは肝臓の働きを高め二日酔いの予防に効果的だと言われています。
収穫時期によって
特徴が異なります!